日本Tweed矯正歯科
研究会とは?

日本Tweed矯正歯科研究会とは?about

日本Tweed矯正歯科研究会(以下 当会)はアメリカ・アリゾナ州ツーソンにあるDr. Charles H. Tweed国際歯科矯正研究財団(以下 TWEED財団)と連携し、矯正治療テクニックの基礎である スタンダードエッジワイズ法の基礎であるTweed法(Tweed-Merrifield法)をベースとした矯正治療技術の発展とそのテクニックを継承する実力ある矯正歯科医の育成に努めています。

その活動は、TWEED財団と同様、Dr. Tweedの気高い善意の志を引き継いだ理事の熱い思いが込められており、一切の商業主義を排除しています。
初代会長である中久木正俊先生が、日本の矯正歯科技術発展の為、私財を投じ1997年にPre-Tucsonコースを開催したことに始まり、今日に至るまで年1回開催しております。 Pre-Tucsonコースとはアメリカからインストラクターを招待して行われる「アメリカTweed財団開催 Tweed Studyコースの準備講習会」としての位置づけで、コース受講でのスキルアップに加え、Tweed Studyコースの要点を事前に受講、実習することで後のTweed Studyコース受講時の理解をより深めていただくことを目的とした日本国内で開催される矯正歯科技術講習会です。

Dr. Charles H. Tweed国際歯科矯正研究財団
(以下 TWEED財団)とは

Charles H. Tweed International Foundation for Orthodontic Research (Tweed Foundation)

アメリカ・アリゾナ州ツーソンに本部を置く世界で唯一、臨床実績を第一考え、商業主義を排除し、全て基金により運営されている矯正歯科研究機関です。
現代歯科矯正学の父と言われ、現代歯科矯正学の基礎を築いたDr.Charles H. Tweedの理論と実際を発展させたスタンダードエッジワイズ法の基礎であるTweed法(Tweed-Merrifield法)の研究を続けています。

TWEED財団では 毎年、春夏秋の3回、Tweed Studyコースを開催しています。
現在まで80年に渡り120回以上開催され、その受講生は全世界から8,000名を越えています。
Tweed Studyコースの特徴は、他の講習に比べ11日間(途中の休日を入れると約2週間)という十分な受講期間の間に、多くの症例を学び、十分な実習を行うこと、そしてその運営は企業からの援助等を受ける事なく、ドネーション(寄贈)を含めた善意によって成り立っていることです。
このようにTWEED財団は、私財を投じてスタンダードエッジワイズ法の基礎であるTweed法(Tweed-Merrifield法)の発展を願ったDr.Charles H. Tweedの気高い志を引き継ぎ、営利を目的としない矯正歯科研究機関です。

Dr. Charles H. TweedとTWEED財団のあゆみに関しては以下へ記載しております。

目的

活動内容

あゆみ

Pre−Tucsonコース

1997年 第1回Pre-Tucson course開催(以後毎年開催)
アメリカTWEED財団で開催されるTweed Studyコースの要点を事前に受講、実習することでコース内容の十分な理解と、コース受講をより有意義な経験としてもらうことを目的として、TWEED財団よりコースディレクターDr.Harbert Klonz(Tweed course director)を招いて開催。

第1回
1997年10月27〜29日
第2回
1998年11月16〜18日
第3回
1998年11月16〜18日
第4回
2000年11月6〜8日
第5回
2001年11月3〜5日
第6回
2002年11月3〜5日
第7回
2003年11月10〜12日
第8回
2004年10月25〜27日
第9回
2005年6月20〜22日
第10回
2006年6月11〜13日
第11回
2007年11月12〜14日
第12回
2008年11月3〜5日
第13回
2009年11月1〜3日
第14回
2010年11月8〜10日
第15回
2011年11月7〜9日
第16回
2012年11月4〜6日
第17回
2013年6月24〜26日
第18回
2014年11月9〜11日
第19回
2015年10月27〜29日
第20回
2016年11月13〜15日
第21回
2017年10月31〜11月2日
第22回
2018年11月18〜20日
第23回
2019年10月21〜23日
第24回
2022年11月21〜23日

会員数

正会員 準会員 合計
120名 103名 223名
(2023年12月現在)

日本Tweed矯正歯科研究会役員構成

役職 氏名 写真 病院名称 HPアドレス
名誉会長 中久木 正俊 中久木矯正歯科センター
会長 清水 典佳 日本大学歯学部歯科矯正学講座
副会長兼学術 稲毛 滋自 いなげ矯正歯科医院
総務兼庶務 藤崎 臣弘 藤崎矯正歯科クリニック
庶務 飯島 重樹 いいじま矯正歯科
庶務 中久木 正明 中久木矯正歯科センター
庶務 内田 喜昭 いいじま矯正歯科
会計 有本 方恵 有本矯正歯科
会計 郷 義明 ごう矯正歯科
会計 小海 暁 大宮こかい矯正歯科
学術 朝井 寛之 朝井矯正歯科
学術 高橋 滋樹 高橋矯正歯科医院
学術 野村 聡 のむら矯正歯科
学術 松原 進 松原矯正歯科クリニック
学術 馬谷原 琴枝 日本大学歯学部歯科矯正学講座
学術 山村 しげみ しげみ矯正歯科
学術 納村 泰弘 日本大学歯学部歯科矯正学講座
広報 小野 修一 東京都葛飾区
広報 河合 悟 樋口矯正歯科クリニック
広報 野間 秀郎 アルファ矯正歯科
広報 長谷 虎峰 長谷歯科医院

事務局情報

〒771-0204
徳島県板野郡北島町鯛浜字大西153-6 藤崎矯正歯科クリニック 担当:藤崎 臣弘
所在地Googleマップ

088-698-0919

Tweed法(Tweed-Merrifield法)について(補足)

エッジワイズ法の基本であるTweed法(Tweed-Merrifield法)は現代の矯正歯科治療法の基礎となるもので、スタンダードエッジワイズブラケットを用いるため、スタンダードエッジワイズ法と呼ばれています。
これは広く用いられているストレートワイヤー法と比べると、メカニクスの基礎の理解と手技の習得を必要としますが、Tweed法から多くの矯正歯科治療法が派生した経緯もあり、多種多様な症例に対応可能なテクニックです。

Tweed法は現代歯科矯正学の礎とされるDr. Charles H. Tweedの理論とテクニックを発展させたもので1941年以降継続してアメリカ・アリゾナ州に本部を置くTweed Foundation(Charles H. Tweed International Foundation for Orthodontic Research and Education 以下 TWEED財団)で研究されており、その内容も時代の進歩とともに改良され、現在はTweed-Merrifield法として教育されています。
TWEED財団は世界で唯一基金により運営されている矯正歯科に関する研究機関であり、その活動は臨床実績第一主義の良質な矯正歯科治療の普及であり、一切の商業主義を排しているという特徴があります。

TWEED財団は世界で唯一基金により運営されている矯正歯科に関する研究機関であり、その活動は正しい矯正理論の普及と臨床実績を第一に考え一切の商業主義を排しているという特徴があります。

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