研究・活動報告

研究・活動報告Activity Report

202211/01

2022年Tweed Biennial Meetingに参加して

山村 しげみ

2022年10月27日~29日に、Tweed Foundation本部により開催された第33回Tweed Biennial Meetingに、今回は私単独で参加してまいりました。場所はアリゾナ州ツーソンのRitz Carlton Dove Mountainホテルで、ツーソンの北部山間部に位置するゴージャスなホテルでした。

 出発前は、コロナ禍まだなお感染が収束していない時期で、政府の指示で日本入国時の陰性証明の必要がなくなった際、すぐにMeeting参加、航空機チケット、ホテル予約などの手配を行いました。その時点でMeetingの日にちまで既に2ヶ月を切っていましたが…また通常とは色々な点で異なり、コロナ予防接種3回証明書や出国、入国時に必要なアプリ、書類等をそろえなければならず、無事に渡米、帰国がかなうのか、ドキドキしながらの旅となりました。ですが、女性一人での参加という事もあり、Vaden先生の細やかな心遣いのお蔭で、ツーソン空港には迎えがあり、また恐縮なことにVaden先生がホテル前で出迎えて下さいました。

 前回のBiennial Meetingは2018年でしたが、コロナ禍のため2020年、2021年は延期となり、ようやく今回2022年に開催されることになりました。未だ完全なコロナ収束に至っていなかったため、参加者は例年より少なくはありましたが、メンバー同士4年ぶりの再会となり、互いに喜び合って、通常と変わりない盛り上がりを見せていたように感じました。Examinationを受け、新しくFellow shipを得たメンバーも、on lineで症例を提示した者も含め17名おりました。Scientific programも学べる事が多かったと思います。

 また今回のBoard Meeting理事会において、Klontz先生がCo-Directorを引退されることとなり、Vaden先生がCourse Directorに就任されました。Klontz先生には、40年以上の長きにわたりCourse Directorを務められ、日本のPre-Tucson Courseにおいては1997年から2019年まで23年間、毎年来日されてご講演いただきました。Klontz先生はご自身でも半分は日本人のようだとおっしゃられる程、日本にいらっしゃる事、日本人インストラクターや日本の生徒の先生方にお会いする事を毎回楽しみにしてくださり、20数年の間絶やすことなく来日されて、とても精力的にお教え下さったこと、沢山の思い出とともに、感謝の念に堪えません。少し寂しい気持ちにもなりますが、いつまでもお元気でいらしていただきたいと思います。

 Tweed Meetingが他の種々の学会と異なることは、長いお付き合いを通して、インターナショナルな既知の親しい友人との再会を喜び合えること、そんな素晴らしい経験ができることだと思います。あなたも是非Tweed Meetingに参加し、Fellow Memberとなって、人生に彩りを加えてみませんか?
It was joyous occasion; the camaraderie was absolutely wonderful. (The Tweed Loopより)

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