2023年11月12日、東京ガーデンパレスホテルにて第15回 日本Tweed矯正歯科研究会大会を開催しました。本研究会は1995年から隔年で学術大会を開催しておりますが、一昨年の第14回大会ではCovit19感染拡大の影響でハイブリッド開催となってしまいました。今年はTweed course directorであるJim Vaden 先生をお招きして、Class II不正咬合の改善と治療後の長期安定性についてのご講演をいただきました。歯列の前方、後方、側方そして垂直限界を無視した治療による問題点や大きなリラップスについて示唆に富んだご講演をいただきました。
また、稲毛滋自先生にはTweed-Merrifield Philosophyを基本としたClass III治療についての大変興味深いご講演をいただきました。会員症例発表も上顎前突難症例をface’s　firstの理念に基づき見事に治療しており、Vaden 先生からも高い評価をいただきました。今後も質の高い矯正治療を目指し活動していきたいと考えております。

日本Tweed矯正歯科研究会
会長　清水典佳


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