研究・活動報告

研究・活動報告Activity Report

201706/30

第123回Tweed Study Course報告

中久木 正明

2017年6月に11日間かけて行われた第123回Tweed Study Courseに、私はCourse Instructorとして参加しました。日本からの参加は、将来のインストラクター就任を見据え二度以上の受講となる2名を含め10名、合計百二十余名が参加したコースは満席でした。1941年から続く歯科界において比類なき歴史と実績を持つこのコースは、矯正臨床を専門に行う人のみを対象にしており、現在世界各国から多くの受講希望が集まる人気コースとなっています。インストラクターは毎日担当班を替えながら各国から来た受講生の指導を行います。様々な考え、矯正事情を持つ受講生達と関わることはいつも刺激に満ちた経験であり、受講生も自分自身も多くのことを学びます。
コースは連日朝8時から夕方7時まで行われるハードなものですが、その間講義、実習、2度のパーティー等盛り沢山な内容であり、コースを終える頃には受講生同士、インストラクターともすっかり打ち解け、他では得がたい友人となることもしばしばです。
これから矯正臨床に長く携わろうと考える若い先生方、そしてスタンダードエッジワイズ法習得の重要性に改めて気づいた経験ある先生方にとっても、プレツーソンコース→Tweed Study Courseの受講はきっと実りある経験になることでしょう。

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